はじめに
Excelで他のセルからデータをコピーしたい場合、多くの方は以下のいずれかの方法を使っていると思います。
- コピー元のセルを右クリックしてコピーし、コピー先のセルを右クリックして貼り付け。
- コピー元のセルを選択して「Ctrl + c」でコピー、コピー先のセルを選択して「Ctrl + v」で貼り付け。
本記事では、コピーしたいセルが上にある場合に、コピー・貼付けを一気に行えるショートカットキーをご紹介します。
上のセルのデータをコピーするショートカット
上のセルのデータをコピーするには、コピー先のセルを選択して「Ctrl」キーを押しながら「d」キーを押します。
実際に使っているところをお見せしたほうが分かりやすいので、下図のようなExcelファイルを用意しました。
名字(B列)と名前(C列)は手動で入力し、氏名(D列)はB列とC列を結合する関数を入れてあります。
「B5」セルを選択して、「Ctrl + d」キーを押します。
すると、「B5」セルの上にあった「B4」セルのデータ”初見”がコピーされました。
「C5」セルの名前は手動で入力します。
関数を入力している氏名(D列)も同様にコピーしてみます。
「D5」セルを選択して、「Ctrl + d」キーを押します。
すると、「D4」セルに入力していた関数が数式としてコピーされました。
応用的な使い方として、複数セルへのコピーも行うことができます。
「B5:D8」セルを選択して、「Ctrl + d」キーを押します。
複数セルの場合、選択したセルの一番上の行がコピー元となり、選択範囲のセルに対してデータがコピーされます。
まとめ
本記事では、コピー・貼付けを一気に行えるショートカットキーをご紹介しました。
コピーしたいセルが上にある場合という条件付きですが、表形式など連続してデータを入力する際に、このショートカットキーを使えば効率的に作業できますのでオススメです。